雑に読む 第13歌「オデュッセウス、パイエケス人の国を発ち、イタケに帰還」
前回のあらすじ
セイレン、スキュレとカリュブディスを乗り越えたけど部下が太陽神の牛を屠ったので破滅。カリュプソの島にたどり着いた、というところでオデュッセウスの話はおしまい。
三脚の釜と鍋
食事を行い、楽人が弾き語る
でもオデュッセウスは早く帰りたい気持ちでいっぱい
心のこもった挨拶をする
アレテ王妃にもご挨拶するオデュッセウス
船へ
漕手たちが櫂をかく
ようやくオデュッセウスにも安らかに眠れる時間が来ている
イタケの国へ
眠っているオデュッセウスを砂浜におろしてやると、贈り物をオリーブの樹の下において国へ帰ってゆく
ポセイドンが登場、まだ怒っている
面目が立たないのでパイエケス人の船を打ち砕き、さらにその国の周りに高山をめぐらして隠してしまうつもりらしい
ひでえcFQ2f7LRuLYP.icon
ゼウスはもっといい案として「帰港してきた船を陸地の前で石に変えてやろう」と提案
ひでえ。慈悲ある神はいないのですか!?cFQ2f7LRuLYP.icon
パイエケス人たちの船、石になって海底に打ち付けられ釘付けに
アルキノオス予言の話をする
誰彼構わず海上を送ってやるので、ポセイドンがいつか立腹するだろうと父親が言っていたこと
今後は人を送ることはしない、ポセイドンに供物を捧げた
オデュッセウス起きる
ゼウスの姫アテナイエにより、求婚者たちが驕慢の罪を償うまで、周囲にオデュッセウスがその人だとわからないように靄を掛けてしまったのだ
靄のおかげで祖国が祖国だとわからないオデュッセウス、悲痛な声を上げる
どこに来てしまったんだ俺は
そもそもわが身は何処へ流れてゆくのであろう。
位置183
けだし名言であるcFQ2f7LRuLYP.icon
悲しみに暮れるオデュッセウスのもとにアテネが若い男に身を変えて近づく
オデュッセウス話す、ここは一体どんな国なのか
アテネ、イタケだと話す。内心オデュッセウスは喜ぶがあえて真実を語らない
亡命の身だと話す
アテネにはその話がバレる
漂白の旅から帰ったことを洩らしてはならないとのこと
オデュッセウス「アテネだとは気づかなかった」
アテネが靄を払ってようやくここが故国イタケだと認識するオデュッセウス、祈る
求婚者たちを打ち取る計画を二人で立てる
アテネはオデュッセウスを誰からでもみすぼらしい男のように見えるようにする
まずは屋敷の豚飼いの男に会え、とのこと